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区長立候補者へのアンケート結果

杉並の図書館を考える会では、この度の区長選は図書館の今後にとっても重要な選挙ととらえ、
それぞれの候補者が、図書館に対してどのような考えでおられるのか?アンケートを行ないました。

【アンケート設問】
1.あなたは日々の暮らしの中で、図書館を利用されていますか? (はい  いいえ)

 1-1-㈰「はい」とお答えになった方は、1ヶ月間に平均 して何回くらい図書館を
 利用されていますか?(        回ぐらい)
㈪よく利用されるのは、どこの図書館ですか?(             )
㈫利用の主な目的は何ですか?
( 調べもの  読書  その他                  ) 

 1-2 「いいえ」とお答えの方は、その理由をお聞かせください。
2.杉並区が、公共図書館13館のうちすでに6館で指定管理者制度を導入し、民間企業に運営を委託していることはご存知と思います。区の説明ではサービス向上と予算削減のためということですが、実際は予算削減が主要な目的であるために、
 人件費が大幅に圧縮されて職員の雇用条件が厳しくなり、結果的にサービス低下につながることが懸念されます。私たちは、図書館は社会教育機関として行政が責任を持って運営すべきと考えます。全国的に見ても、図書館の専門性、継続性を守
 る立場から指定管理者制度は導入しない自治体が多く、これまでの導入率は公共図書館総数の6.9%にすぎません。(日本図書館協会の調査結果より)。
  あなたは、図書館への指定管理者制度導入について、どのようにお考えですか?

3.図書館が本来あるべき機能を果たすための条件は、施設1割、蔵書2割、人が7割と言われています。良い図書館運営には、専門知識と意欲を持ち、かつ経験を積んだ「人」が不可欠ですが、指定管理者制度では雇用が不安定で、優秀な司書が
 育ちません。

 3-1 私たちは、専門知識を有する司書が、長期継続的に図書館で働けるように、司書を専門職として採用する制度(司書職制度)の確立が何より重要と考えています。そして、これは区独自の裁量で実現可能なことであると認識しています。
   「司書職制度の確立」について、あなたのご意見をお聞かせください。

  3-2 本来、図書館長が専門知識を持ち業務に精通しているのは当然のことですが、特に中央図書館は全図書館の要であり、その役割は極めて重要です。そのため、中央図書館館長には、必ず、司書資格を持ち図書館業務の経験を積んだ人材が選
    任されるべきと考えます。あなたのお考えをお聞かせ下さい。


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 【アンケート回答】
 ㈰田中良(民主)
   1.議員に就任して以来、土曜も日曜もなく仕事に終始してまいりました。よって、ここ数年は図書館を利用していません。
     殆どの場合調べ物に関しては、都議会内図書室を利用することで対応しています。
   
   2.私は、当選後の約束ごととして、政策評価を含めた事業仕分けを行い、これまでの山田区政の点検・検証を行うことを掲げています。
     図書館の運営についても当然その対象になるものですが、昨年の図書館の指定管理者制度導入及び今後の取り組みについては、
     手続き上、少なからず課題があったことは否めません。また、図書館行政における自治体の役割も、今一度確認したいと思います。
     杉並区では、個別外部監査において、指定管理者制度を監査中ですので、その結果も待ちたいと思います。
     また、行財政改革プランの再構築においては、上記にも述べたように、公立だけではなく効果も含めた事業の政策評価や検証を行った上で、
     身長に取組んでいきたいと思います。

   3.図書館司書職については、司書についての個別な知識はありますが、正直申し上げて現在のところ、制度としてどのように展開するかの
     十分な知識を持ち得ていません。今後、専門的見地から研究を深め、その上で判断をしたいと思います。

 ㈪沢田しゅんじ(共産)
   1.はい。1~2回。中央図書館。調べもの、読書。

   2.社会教育という行政の重要な責任の放棄で許されない行為です。
     民間活力などといっても単なる人件費の削減であり、新たなワーキングプアーを生み、図書館の更なる発展を阻害することが目に見えています。

   3-1.賛成です。現在は職員の移動によって専門性や意欲の面で不十分な職員配置がおきかねない状態となっています。
       指定管理者制度を導入すれば、雇用の不安定で更に専門性や意欲が失われます。
       司書職として制度化し、図書館の次なる発展、進化に挑戦するときです。

   3-2.民間委託の人物が図書館行政のトップに立つ状態は社会教育にとって不健全な人事です。
       図書館行政の立場か落成に進言できるような民主的人事、図書館運営が必要であり、その点で有益な提案の一つと考えます。

 ㈫千葉なおこ(無所属 山田宏、石原のぶてる推薦)
    図書館は、すべての区民に等しく開かれた学習拠点であり、区政の極めて重要な位置を占めていると認識しています。
    特に杉並区は23区でも一番の蔵書数ということで、区民ニーズの高い分野です。
    インターネットが全盛の時代ではありますが、自らページをめくり、本を読むということは、単に情報を得る手段というに止まらず、
    子どもの人間形成や、一生を通じての生涯学習の面にも資するものです。

    そんな中、杉並に限らず、全国のすべての公共機関に共通の命題として、厳しい財政状況の中、いかに無駄を省き、
    必要な分野に投資を集中するかという課題が、図書館にも突きつけられています。
    ご指摘のように、図書館というハードウェアをいかに充実しようとも、そのハードと区民をつなぐ「人」というソフト無しに、
    図書館の有効活用は望めません。

    これまで、ランニングコストが非常に高いことが指摘されてきた、公共施設の費用削減に関して、
    指定管理者制度が一つの有効な解決肢足りうることは事実ですが、指定管理者制度はもちろん万能ではありません。
    私自身としては、図書館法により、使用者負担を求めず、無料使用を基本とする図書館の運営と、
    指定管理者制度がなじむのかについては、若干の疑問を持っています。

    現在、杉並区においては、この問題について、外部の有識者による再評価が行われているさなかと伺っておりますので、
    その結果を十分に検討し、必要な見直しを行っていきたいと考えます。

 ㈬土田みつもり(無所属)
   1.いいえ。中央図書館。中央図書館。必要において集中的に利用します。

   2.指定管理者精度は悪いと思っていません。現状は予算削減のために利用されているようには思いますが、
     NPO、市民団体の力をつけさせ、利用者本位の図書館にする必要があると思います。
     もちろん予算の問題も重要です。

   3-1.十分に状況を把握していないので意見を述べることは無責任であると思いますが、
       「司書職制度の確立」については疑問符をつけたいと思います。

   3-2.中央図書館が求められているのは何か十分に掴んでいないため、的確な解答は出来ないと思いますが、
       中央官庁は必ずしも有資格者でなくてはならないとは思いません。

 ㈭藤岡たかお(無所属 松下政経塾卒塾生)
   1.はい。1回。国会図書館。調べもの。
  
   2.指定管理者制度の導入に賛成。ただし、委託先の専門能力を適切に見極めることに全力を尽くします。

   3-1.業務を遂行する「人」の専門性を高めることは当然であるものの、サービスの向上とは組織のシステムによって
       担保されるものです。そのため、特定個人に頼るしくみではなく、全体として取組む姿勢を大切にします。

   3-2.中央図書館長には図書への知識や愛を持っていることは当然ですが、組織全体としての経営者としての手腕を
       持っていることを重視します。

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テーマ : 選挙
ジャンル : 政治・経済

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プロフィール

つばさをもらったらいおん

Author:つばさをもらったらいおん
図書館を考える会

 地方行政のバロメーターともいわれ、社会教育の拠りどころである杉並の公共図書館が危機的状況にあります。
 かつては、専門職館長を招聘し、熱意のある司書が多数配置され、蔵書数も誇れる杉並の図書館でした。
 ところが、このところ文庫活動などで私たちが図書館を利用し目にし耳にする事実を検証すると、杉並の図書館の実態がとても乏しいものであることが明らかになりました。
 区は昨年6月、「杉並区のすべての図書館を指定管理者制度で運営する」と発表し、私たちは反対する陳情書を提出しました。しかしその前の2館に加え、2010年度は6館が委託となりました。このままゆけば杉並の地区館は近い将来、12館すべてが民間に“丸投げ”されることなります。
 委託については、 ・営利目的の民間企業には無理・限界がある ・図書館の継続性が3年契約では確保が出来ない ・他とのネットワ-クが困難になる ・プライバシーの保護 ・行政が図書館のノウハウの蓄積が出来ない ・ワーキングプアを生み出す等さまざまな問題が生じています。
 私たちは、杉並のすべての図書館を直営にし、図書館員の司書としての仕事を尊重し、減税自治体の中で貧しい図書館にならないよう運動を進めてゆくために、ここに皆様とのネットワークを広げ、情報交換をするためのページを設けました。

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